2017年7月14日金曜日

お見合いという言葉の弊害・・・

恋愛結婚の前はお見合い結婚というのが日本の結婚文化でした。 近所にはどこにでも世話好きおばさんがいて結婚年齢の男女のカップリングを行う人がいたので結婚はお見合いでするものという考えが日本にはありました。

その習慣は他国でもありますがイスラム圏では今なの息子の花嫁は母親が見つけてお見合いをするのが普通です。
 クウェートの友人が自分の経験談でお見合いをどう行ったのか説明してくれたことがあります。 女性の顔は結婚式が終わるまでは見ることが出来なかったそうですのでイスラム圏の人が女性を判断するのは子供を産める健康体であるかどうかだけです。

日本の場合はお見合いを設定されお見合い後にお互いが良い印象を持った場合は・・・次のシステムは結婚式の段取りの話となり数か月後には結婚式が行われ目出度くカップルの誕生となりそして子供が産まれる・・・というのが1970年代に世界的にウーマンリブが起きるまでは日本の結婚習慣でしたので僅か40年前にはまだ"お見合い”というのが一般的だったのです。

こんな話をすると多くの人は・・・お見合いはくだらないとか古いという人が少なくはありませんがそんな人が文化の違う外国人と結婚紹介会社や出会い系で異性と会った時にお互いに良い印象を持ったと感じた時は・・・日本人のDNAが目覚め次は結婚と考える人は少なくありません。 これは日本独特の考えなのでしょう、そしてDNAで埋め込まれた知性!?が次のステップを掻き立てるのでしょう。

 前に会話USAの運営に携わり日本女性と欧米系の男性との"お見合い”に立ち会ったことがありますがすぐに気がついたのは日本式お見合いは外国男性には通じないという事実です。お見合いという言葉を英語を使ってMeetingという言葉に改め日本女性にもこのMeetingの意味を理解してもらうことにしました。

お見合いとMeetigは全く異なる意味があります。Meetingを日本語に訳せば "初めての対面” いう意味で初対面でお互いに良い印象を持ったから次は結婚・・・もしくは恋人関係と考えるのは日本女性の常でした。 欧米男性にすれば初対面は良かったのでお互いを知るためにこれから交際をしていきましょう、という意味ですので結婚と言う言葉を初めての出会いからすぐに使う女性には男性は裏に何があるのか? 

なぜお互いに知らないのに結婚を彼女は考えるのか?と疑心暗鬼となるのが普通です。 これはロシア女性も当然同じです。 ロシアに行かれて初めて女性に会った時に男性の中で新婚旅行の話を始めた人がいました。
男性の心理状態。何故そんな話を始めたのかは私は分かりませんが初めて対面したロシア女性は泣き始めました・・・。

普通なら男性に罵声を浴びせてその場を断つのは欧米女性なら普通に起きることと思いますが泣き出したロシア女性はすこし欧米女性とは考え方が異なっていたのでしょう。

こんな事件が起きた場合に男性に真意を問うと "冗談で言っただけですよ!”と笑ってごまかすのは日本人には少なくありませんね。


ウラジオストク女性限定

 会話倶楽部ロシア

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